コミケでの宣伝頒布がよく分からない
タイトルままの話なんですが、コミケ会場での宣伝頒布についてよく分からないので詳しい方に教えて欲しいという話です。
つい先日発表された2018夏コミの当落発表にて、僕が懇意にさせていただいている西山さんが無事当選いたしまして、僕も委託という形で何かを出させていただくことができることになりました(というか、何か出さないと〇すと脅されています)
サークル「Cannabis Valley」は、コミックマーケット94で「日曜日東地区 "ユ " 18a」に配置されました!
— 西山と不愉快な仲間達 (@sgsnsym) June 8, 2018
順当に行けば和久井留美と東郷あいの小説になります。。。 pic.twitter.com/6P82fWYYwB
(西山先生の和久井留美超大作をご期待ください!)
というわけで、ありがたい機会を頂いた僕は今回ジョンQPさん(@answer0118 )を口車に乗せてとタッグを組んで作戦コード『コミケの中心でKR愛を叫んだ獣』(訳 コミケでアイマスKRを無配ペーパー的なノベルティで宣伝します)を発動させようとしているのですが……ちょっと布教の線引きがよく分からなくなってしまい、ブログの筆をとっています。派生して考えがいってしまった部分まで含むとTwitterに書くにはちょっと長すぎる話なので。
今回の話の前提
・僕が今回宣伝したいのはアイマスKRという韓流ドラマと和久井留美というアイドルマスターシンデレラガールズのキャラクターです。
・このことについて調べた際、現在コミケでのオンライン頒布(例えば、コミケ会場ではダウンロードコードの頒布)にはオフラインで確認できる見本誌提出が必要だということは知りました。
・頒布物は無配名刺だと仮定させてください。
僕は今回、自分で判断するための考え方ではなく、個別のケース(に類似するケース)での同人イベント運営側の慣例的な線引きさえ知れれば十分なので、個別のケースを上げていきます。
ケース1(これは確実にセーフだと思っている)
「アイドルマスターKRは面白いよ。今ならAmazonプライムビデオで無料で見れるよと書いた無配名刺」
これがセーフじゃなかったら、割とコンテンツの布教できないレベルで頒布が不可能だと思うのでこれは慣例的に大丈夫なはずです。
例えば、旅レポ系同人や評論系同人で掲載されている全ての情報が旅行先、製造元の許可をとれているかをイベント運営者がチェックするのは不可能だと思います。そうじゃない同人誌でも結構実在のものに言及したりしてるし。
これはイベント運営者の責任の範疇にないというだけで、書いた内容に関して自己責任を負うだけなのは理解しています(ツイートの内容に基本的にTwitter社は責任を負わず、発言者が責任を負うのに似てる?)
もちろん、権利者には一切関係ないことは明記します。
……もしこれがアウトなら、アイドル●スター●Rは面白いよ。今ならAmaz●nプライムビデオで無料で見れるよ、とか書くしかないのか……?
ケース2(いけると思うんだけど自信なし。いけたらいいなぁ)
「アイドルマスターKRは面白いよ。今ならAmazonプライムビデオでプライム会員は無料で見れるよ+AmazonプライムビデオのアイドルマスターKRにアクセスできるQRコードを書いた無配名刺」
実在の商品にアクセスできるURLがOKなのか、ここが知りたいです。基本的にURLを含むこと自体がアウトになることは聞いたことがないです。
ただ、宣伝したいものが実際の動画のページである以上、万が一にも動画の頒布に当たると判断されるのなら、ファンに頒布の権利はありません。
そうでなくてもリンクに公式の許可が必要だというなら、Amazonの許可はまずとれないと思います。
できれば興味を持ってからワンアクションでアイマスKRを視聴できる宣伝頒布物で布教したいし、権利者から訴えられるようなものは作らない自信があります。
けれど、イベント運営者の慣例としてそういう頒布物が認められないのなら、そこは諦めるしかないです。
そこが分かる方、類似の事例を知ってる方いましたら、是非お教えください。
ケース3(いけるのかさっぱり分からない。いけたら面白い気がする)
「和久井留美バーチャル合同誌(仮)にアクセスできるQRコードを書いた無配名刺」
上のことを考えているときに思いついたアイデアですが、バーチャル合同誌って面白い気がしました。要は今まで〇〇生誕祭とかエアコミケとかそういうタイミングで同時にやってたことを一つに纏めて、合同誌だと言い張るサイトを作るという企画です。
ちょっと前までだったらエア合同誌とかオンライン合同誌とか呼びそうですけど、バーチャルYoutuberが流行ってる今、バーチャル合同誌って呼ぶとなにか流行の最先端にいる気がする!……しません?w
ぼくのかんがえたバーチャル合同誌のメリット
・小説や漫画の枠に囚われず、音楽や動画、ミニゲームなども頒布できる(ページ数やカラーにも囚われない)
・印刷しないので〆切が実質存在しない
・印刷しないので失敗しても泣くほどのクソ赤字になることはない
ぼくのかんがえたバーチャル合同誌のデメリット
・紙に印刷された歓びがない
・無料公開なので黒字は絶対ない。稿料もでない(もしやるとしたらオフで会う機会のある人にはお土産ぐらい持ってきますけどそれぐらい)
サイトを宣伝頒布物を頒布するイベントと同時に公開するのなら、サイトも頒布物に含まれて印刷して見本誌提出が必要になると思いますが、数日前レベルで事前に公開した上で、宣伝頒布物を配布するならサークル宣伝ペーパーと同じ扱いで頒布できないんでしょうか?
夏コミだったら8月9日1時6分3秒(夏コミ前に都合よくこんな完璧な語呂合わせのタイミングがあるんですよ!)にサイト公開して、8月12日に宣伝頒布物の配布なんてできないでしょうか?
タイトルは『ルミじゃなきゃダメみたい』とかそんな感じでw
最後は若干妄想になってしまいましたが、詳しい方アドバイスプリーズです!よろしくお願いします!
第7回シンデレラガール総選挙のガチャブーストの話「そして、僕は本田未央が好きになった(チョロい」
僕はシンデレラガール総選挙が大嫌いだった。(プレイを始めたのは第2回以降)
具体的にどこが嫌いだったのか理由をあげると大きく二つ。
・盛り上がったお祭りに明け透けに水を差す運営の介入
・そのリスクをアイドル(キャラクター)やそのP(ファン)に押し付けていく運営のスタイル
他に自分が好きなアイドルの順位があまり高くないからというのももちろんある。
この通り、僕はみみっちい人間であるし、これが決して筋の通った意見ではなく、ただの感情論だということは先に書いておく。
公平公正でガチな選挙をして欲しいというほど青臭い意見はさすがに持っていない。
運営にとって『シンデレラガールに推したいアイドル』がいてもいいと思っている。
モバマスは慈善事業ではなく、利益を上げるための事業なのだから、その中の一大イベントでおそらく利益を上げるために運営がとっている方針を否定しようとは思わない。
僕は太い客ではないので、運営が利益を上げることで、コンテンツの存続と充足による恩恵を受けている立場だ。運営には総選挙でもガンガン利益を上げて欲しいと思っている。
でも、それにしてもやり方をもっと改善してほしかった。
僕の好きなアイドルは、和久井留美という、切れ長な瞳がクールで、ショートカットで背の高い、頭頂にワンポイントアホ毛がチャームな、猫アレルギーの猫好きが萌える元秘書アイドルなのだが、正直に言うとこんなに可愛くて綺麗でクールなのに選挙にまだ縁のないアイドルだ(ステマ。和久井留美をよろしくね)
総選挙の順位発表は、中間は各属性15位まで、最終は50位まで。
その圏内に入れないアイドルなので、総選挙は最終的に上の争い、頂点の争いを観戦するモードに入ってしまう※1のだが、これが最後の最後でひどくつまらなくなる。
理由はそう、ガチャブーストだ。
先に書いたとおり、運営に『シンデレラガールに推したいアイドル』がいることが間違っているとは思ってないし、利益を上げることは正しいと思っている。
でも、だからといって、これまでのやり方は幾ら何でも雑すぎると思う。
観戦している身からすると※2、せっかく白熱した戦いにガチャブーストで露骨に水を差しているように見える。
僕にとって、それが面白いかと聞かれてしまうとつまらなかったし、いつか自分の好きなアイドルがその舞台に上がる妄想をしてもいまいちトキメかなかった。
そのストレスでモバマスから遠のいたことがあるぐらいにはつまらなく見えた。
一応、誤解のないように補足しておくと、僕は運営のやり方が嫌いなのであって、選ばれたアイドル自体に変な感情は持たないようにしたいと思っている。
どのアイドルも選ばれるだけの理由があって頂点に選ばれているはずである。
ただその最後のツメに、運営のこれまでのやり方が味噌をつけてきただけだ。
僕はプロレスが好きなので、真剣勝負に見せかけた台本や八百長に対してあまり抵抗がない。
けれどまだ盛り上がれるポテンシャルがあるはずなのに、つまらないものにしてしまう行為には非常に抵抗がある。
初回を除くこれまでの総選挙は、プロレスに例えると、一年の総まとめとなる興行で白熱していたメインイベントの終盤、勝利最有力候補のセコンドに謎の影が登場し、介入決着するというブーイングを飛ばしたくなるような試合ばかりだ。
これまで勝利してきたアイドル達は、もし介入がなくとも勝利したことに疑問のないアイドルばかりである。
そんなアイドル達の勝利に介入というつまらない理由を付け、応援してきたプロデューサー達の美酒にも介入がなくとも勝っていただろうけどと前置きを付けさせる。
運営の雑な介入は結局アイドルとPに対して返ってきている。
僕は白けるような結末を見せるなら、アイドルとPにそんな立場を背負わせるなら、いっそリスクは運営が背負うべきなんじゃないかと思ってしまう。
ガチャブーストを使わずとも、気に入らない結果なら数字を弄ってしまえばいい、それを墓まで持っていってくれ、と。
もちろん、バレた時に失う信用はガチャブーストの比にならないだろうし、投票券は売ってまで配布しているものなのだから訴訟すら起こされるかもしれない。※3
だが、バレなければアイドルとPの勝利には味噌はつかないし、もっといつかあの舞台に自分の好きなアイドルを立たせたいと思うようなイベントになるだろう。
と、ここまでは第7回シンデレラガール総選挙以前からの僕の感情。
こんなネガティブな感情を抱えながら、僕は付き合いの票稼ぎのつもりで、第7回シンデレラガール総選挙を迎えた。
中間発表、今回も残念ながら和久井留美は発表圏外。
票だけは最後まで稼ぐかと続けながら迎えた月末。
イベント消化を終えて何気なく触ったモバマスで、月末ガチャの一番手をシルエットで教える速報フラッシュが流れた。
あああああああああああああっ!!
やらかしやがったああああああああああああああああああああああっ!!
特徴的な外ハネ。
よりによって、中間2位の本田未央である。
アニメで賛否の分かれる役どころだったおかげで、ファンもその逆も多い本田未央である。
運営はほんと馬鹿なのか!?やっぱ総選挙は糞だわ!モバマスPやめる!
僕は総選挙期間中、抑えてきたネガティブな感情を一気に爆発させてしまった。
中間1位のダメ押しガチャブースト勝利と中間2位がガチャブーストで逆転勝利ってまったく違うんだぞ!悪い方に進化してどうすんの!?
しかもちゃんみおのタイミングでその判断って、運営はさらにちゃんみおに賛否が分かれるリスクを背負わせんのかよ!アイドルの風評ぐらい少しは把握してるだろ!
数字を弄りたくないのはなんとなく分かるけど、これ負けたらマジで地獄じゃねーか!今回だけは万が一の時はマジで弄れよ!
ほんと、せめて中間の順位の発表を……なんかもう少しマシなやり方あったろ……?なぁ……?
……はぁ、もうこんなくだらないもんに関わってもしかたねーや。やめよ、やめやめ!
その結論に至って、とっととツイッターアカウントからモバマスP要素と担当要素を消し、寝た。
翌日。
昨日の速報で受けたストレスは、「アイドルマスター.KR TV初放送記念!スペシャルファンミーティング」に参加できることが確定したため、大分和らいでいた。
「アイドルマスター.KR TV初放送記念!スペシャルファンミーティング」とは、アイドルマスターを原案にした韓流ドラマ アイドルマスター.KR(現在、Amazonプライム・ビデオで視聴可能。プライム会員なら無料)がCS放送局DATVで放送されることを記念して2018/05/16(水)に新宿BLAZEで行われるイベントである。
アイドルマスター.KRは本当に面白いドラマなので、是非一度見て欲しい。
ドラマを見て気に入った方は、2018/05/16(水)「アイドルマスター.KR TV初放送記念!スペシャルファンミーティング」にも(平日で小さい箱なのにちょっと高いが)是非参加して欲しい。
アイドルマスター.KR公式サイト
Amazonビデオ-アイドルマスター.KR
「アイドルマスター.KR TV初放送記念!スペシャルファンミーティング」のお知らせ
これはステマじゃなくちゃんと時系列に沿って、僕のテンションの上下を説明するのに、必要な記述なのでわかって欲しい。
そして、迎えた18時―月末ガチャブーストの詳細が判明する時。
僕は今回本田未央に課されたのは更なるディシプリンではなく、総選挙新時代を拓く旗手の役割なのだと知った。
白熱した選挙戦が繰り広げられている第7回シンデレラガール総選挙。
終盤を迎え、最後のターニングポイントになる月末ガチャの発表が控えられていた。
中間発表の時点の順位は、最有力候補は安部菜々、次いで本田未央である。
しかし僕の目は、本田未央のセコンドにつく謎の影が映っていたため、既に冷めきっていた。
はっきり言えば、本田未央に同情さえしていた。
影の正体を見極められさえすれば、僕は会場を後にする気だった。
その時、ぼんやりとステージを眺める僕の目が本田未央と合った。
その目はこう言っていた。
「私がそんなありきたりの勝利で満足すると思ってる?」
本田未央は自分のセコンドに立っていた謎の影を蹴散らすと、安部菜々に向き直って、天高く彼女の代名詞である星を指すように、サインを掲げ笑った。
そう、掲げられたのはシュートサイン※4!
月末ガチャ、1番手は本田未央、2番手は安部菜々!!
それを見て、安部菜々が困ったように笑う。
「え~っと、いいんですよね、未央ちゃん?このまま私がシンデレラガール獲っちゃっても?」
本田未央が根拠のない自信たっぷりに返す。
「ごめんね、ウサミン。第7回なのに私が一番星になっちゃって!」
( ゚∀゚)o彡゜Holy shit!Holy shit!!Holy shit!!!
何かと悪者にされ続けたちゃんみおにこんな役割を背負わせるなんて熱すぎだろ……。
運営はシンデレラガール総選挙を進化させる気がまだあったんだ※5。
色んな感情がこみ上げてきて、僕の気持ちは自然と叫んでいた。
「ちゃんみおー!頑張れー!応援してるぞおおお!!」
ベビーターン大好きおじさんだから仕方ないね。
こうして、僕は今回の総選挙で本田未央が好きになった。
あるPの考えが少し変わった、そんなとりとめのない小さなお話。
案外、次回の総選挙は最初から最後まで楽しんでるのかもしれない。
余談
なんかテンション上がったし、久々にガチャ回してみるかーとやった結果
……えぇ(困惑)
※1 もちろん、最初から最後まで自分の担当アイドルを、たとえ結果が見えなくとも、やれる限り応援するプロデューサーがいることは知っている。そんなP達を見て、自分より愛が深いと認めるし、尊敬もしている。けれど、このコンテンツ過多の時代に、無理にそこまで強くならなくとも、他所に行けば楽しめるコンテンツはあるのでそうなろうとは思わない。ごめんなさい。
※2 あくまで一歩引いて見たときの話。自分の好きなアイドルの話になってしまえば、どう言われようが毎選挙月末ガチャブーストを頂けるなら遠慮なく欲しいし、順位無視のサプライズボイスだっていつ付けてくれても構わない。僕はそういう人間。
※3 真剣に考えると単純な数字改ざんをするリスクは高すぎるから、結局今までのやり方が改ざんよりはベターだとは思う。これはあくまで積もった怒りに身を任せた極論。そして、さらに上行く答えの一つを今回運営が見せてくれたので、こんな極論の妄想はもうしなくてもいいと思いたい。
※4 こっからさきは台本は無視して勝負しろというプロレスで使われるサイン。
※5 もちろん、今回が終着点ではなくて、最終的にはもっと沢山の有力候補が希望と不安を持って、最終結果を迎えるようになって欲しい。ただ、単一のガチャブーストではなく、明らかにどちらが頂点に立とうと対応する態度を見せた今回はかなりの進化だと思う。……有力候補のPの財布にとっては地獄かもしれないけど(小声)